吉田社長

吉田社長

ビジョン

吉田社長 就任メッセージ未来に向かって、一致団結。
元気に挑戦するアイシンに
フルモデルチェンジ

略歴

1980年4月 トヨタ自動車工業株式会社入社。
2009年6月 トヨタ自動車株式会社常務役員に就任。
2014年4月 専務役員、2016年4月 Mid-size Vehicle Company President、2018年1月 副社長就任。
2020年6月 株式会社豊田中央研究所代表取締役会長を経て、2021年4月 株式会社アイシン Senior Executive Advisor、2021年6月 取締役社長・社長執行役員就任。現在に至る。

吉田社長

取締役社長 吉田 守孝

「従来からのアイシンの強み」と「新アイシンの統合効果」で新たな価値を創造

私の使命は、経営理念である『“移動”に感動を、未来に笑顔を。』を体現する企業を目指し、アイシンの事業構造の強化と風土そのものを未来に向かってフルモデルチェンジすることです。
その基盤となるのが、「従来からのアイシンの強み」と「新アイシンの統合効果」です。

アイシンには、移動に関わる全領域にわたる幅広い商品群や、多種多様な工法で素材から組付けまで一貫で行うことができるものづくりの力といった強みがあります。その強みを生かし、生き残っていくために何をすべきか、すでに議論を始めています。まずは「カーボンニュートラル」、「電動化」、「ソフトウェアファースト、DX」の3つを重点領域として取り組みを加速したいと考えています。

この取り組みを加速するために、顔の見えるリーダーとして、全社組織横断のリーダーを任命し、タスクが明確な組織が、スピーディーに決断できるよう進めていきます。
また、これらの課題はアイシンだけでは解決できません。未来に向かって仕入先も含めてアイシングループ全員でチャレンジしていきます。さらにはトヨタグループや異業種、研究機関などとも連携・協調してスピードを上げてやっていきたいと思います。

アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュはこの4月に統合したばかりです。両社でそれぞれ風土や仕事のやり方も違いますが、異なるからこそ価値があります。互いの違いを認めてリスペクトし、両社の強みを共有することで新たな付加価値が生まれます。私は一番の統合効果はここにあると思います。これまでは分社化経営や、従来のAT事業が順調で右方上がりの成長の中、従業員の意識がアイシングループ内に向いていました。
今後の厳しい環境を生き残っていくためにも、強い危機感を持ちながら従業員の意識をグループ外や未来に向けていくことが大切です。競争力の源泉は人であり、「企業の競争力」は一人ひとりの力とチーム、組織の掛け算だと思います。皆の意識を変えるためにも、従業員に私の想いをわかりやすく丁寧に発信し続けようと思います。

アイシンがどのような価値を提供していくのかがこれからの大きなテーマです。今ある課題を解決するだけでは足りません。新たな課題を見つけ、解決することで成長し続けられる企業を目指し、アイシンをフルモデルチェンジしていきます。

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